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アメリカ映画『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』を観たんだけど、いかにもアメリカの政治家、という男のドキュメンタリーでした。 [映画]

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2017年3月23日 千葉劇場
2017年に観た22本目の映画

なんというか、アメリカらしいなぁ、というドキュメンタリー映画。
主人公の政治家、なんかもう、最初っから胡散臭い。
アメリカ人特有の、薄っぺらい正義や公正が、これでもか、と言わんばかりに匂ってきて、嫌悪感。
議論=相手を打ち負かす事、って感じだし。
いやはやなんとも勇ましく、知性も教養も感じない。
でもって一番不思議だったのは、嫁。

こんな薄っぺらい人のどこが良かったんだか・・・
謎。

なんかの政略結婚なのかと思ったら、そういう訳でもなさそうだし。
単純に、若さ故の過ちだったのだろうか・・と考えていたんだが、そうこうしているうちに、旦那が、自身の性的な過ちにより、自滅。
と同時に、目が覚めたって訳でもないだろうが、夫婦仲もギクシャク。

そりゃそうだろう。
ちょっと気になって英語版のWikipediaを調べてみたら・・・
嫁とは2016年に離婚。

でもって、最新トピックス!
"2017年1月31日に、ウォールストリート・ジャーナルは、連邦検察官が児童ポルノに関連する事件についてウィーナーの告訴を検討していると報じた"
って。

トホホ。
バカは死んでも治らない。
相当特殊な性癖なんでしょうねぇ。
仮に今後、一度や二度、刑務所に数年収監されたとしてもその程度じゃ矯正できない性癖なんだろうと思います。
再犯率高そうで、怖い怖い。

そもそも、児童ポルノ関連って、いったい何やったんだ?
ちょっと想像つかんけど。

この映画の監督は、なんで彼を追おうとしたんでしょうか。
何かやらかしてくれそう、という勘が働いたのでしょうか。

いや別に、性的なスキャンダルが発生しても、本来の議員としての責務を全うしてくれるように見える人物なら、糾弾する必要は無いと思うけど、このウィーナー最大の欠点は、そういう風に見えないこと。
少なくとも私には。

俺やっぱりアメリカ合衆国って薄っぺらくて好きになれないなぁという事を再認識させてくれた作品となりました。

http://www.transformer.co.jp/m/weiner/
http://coco.to/movie/83736
http://www.kinenote.com/main/public/cinema/detail.aspx?cinema_id=87822
https://www.imdb.com/title/tt5278596/
http://movie.daum.net/moviedb/main?movieId=100394

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